はじめに
通帳を開いて「え、こんなに減ってたの?」と青ざめたこと、ありませんか?
当時の私は、給料日になるたびに気が大きくなり、
「頑張ったし、自分にご褒美」と言っては無計画に使い、
気づけば月末に「あと3日で残り2000円…」みたいな生活を何度も繰り返していました。
でも今では、無理なく月2万円以上を貯金できるようになっています。
そのきっかけは、たった1つの“ルール”を作ったことでした。
なぜお金が残らなかったのか
私は、「節約しなきゃ」と思っていても、
いざ出先でカフェに入ったり、ネットでセールを見つけたりすると、
つい「まぁいいか」と財布を開いてしまっていました。
気づけば、買ったはずの洋服はタンスの奥に、
使わないアプリのサブスクはそのまま引き落とし。
“今の気分”で使って、“未来の私”に丸投げしていたんです。

お金の“出口”にフタをした話
あるとき、先輩から言われた一言が刺さりました。
「お金は“入ってきたとき”より、“出ていくとき”のほうがクセが出るよ」
それから私が始めたのは、
**「お金を使う前に5秒考える」**というルールです。
具体的には、こんな自問をします:
- これは“ご褒美”なのか、“ただの衝動”なのか?
- 1週間後の自分が「買ってよかった」と思うか?
- それ、本当に今必要?
ルールが生んだ「冷静なお金の使い方」
最初は面倒に感じましたが、
この“5秒ルール”を入れるだけで、
衝動買いが3割くらい自然に減っていきました。
その結果、
- サブスクを見直して1,500円浮いた
- カフェ利用が週1→月2に減った
- 1回の買い物で迷う時間が減った
など、「使わないお金」が増えたことで、自然に残高がプラスに。

おわりに:貯金は“我慢”より“習慣化”
かつての私は、「貯金=我慢すること」だと思っていました。
でも今は、**「貯金=ムダ遣いしない習慣を持つこと」**だと感じています。
お金にだらしない過去があっても、
たった1つの行動を変えるだけで、未来は変わります。
この“5秒ルール”、ぜひ試してみてください。